「人に伝えることが苦手な人」#1分で話せ
私は「人に、わかりやすく、伝える」ことが苦手です。
これはもうずっと持ってる苦手意識なわけで。
大学生になって、団体の学生代表になって、人前で話すという機会を
たくさんもらうようになってから、ちょっとはマシになってきているものの
まだまだなわけです。
なのでこないだ、図書館で1冊本を読みました。
すごくわかりやすかったので、紹介します。
伊藤羊一さんという方の「1分で話せ」という本です。
難しい言葉が使われていないので比較的さらっと読めるのと、1冊を通して、大事なことは何回も話されていてポイントがわかりやすいです。
また、個人的にはビジネスシーンで使える実践編も参考になりました。
(ファシリテーターが大事にすること、会議中でのシーン、商談先でのシーンなど)
概要を自分なりにまとめてみると、
①ロジカルに作る
・「~だから(根拠)、~だ(主張)」を意識すること
ex)実際に声に出して確認
・プレゼンを作る前に、ポストイットで整理してみること。
②なるべく「すっきり・簡単」に
・人は人の話の80%の話をきいていない。
・人に聞き続けてもらうには、脳に負荷をかけないこと
難しい言葉は使わない。プロセスの話はしない。
・すべての言葉、図、動きに意味を持たせること
③事実だけではなく、「イメージ」を持ってもらうこと
・人は「正しい」だけでは動かない。
・しっかりと「イメージ」をもたせること。
・事実を並べるだけでなく、「想像してみてください」の一言。
④相手が自分をどう思うかを想像すること(メタ認知)
・自分側で、自分のプレゼンを考えるのではなく、相手側の目線から自分のプレゼンを振り返る。
ex)相手が聞く側に座って、プレゼンしている自分を想像してみる
いろいろな手法が書いてありましたが、
この本で自分がすごく心に響いたのが、
「プレゼン力=人を動かす力」
・結果は「相手が行動したかどうか」がすべて。
・そのために、自分の存在すべてをかけて、伝えること。
「苦手、苦手」と言ってきたけど、まだまだ自分が伝えるうえでやれることはたくさんあったと感じさせられる本でした。
すごく、基本的でほんとにわかりやすくて、なによりさらっと読めるので、
ぜひ、これからプレゼンなどをする大学生にも読んでほしい一冊です!